当店で使用しているインクやベースなどの資材は、すべて国産メーカー品で、さらにメーカーから直接仕入れています。品質が間違いない国産品でありながら、問屋を通していないために、格安で仕入れているために、高品質低価格を実現しています。低価格品であっても、信頼性のない海外資材を使った製品とは一線を画しています。インクに関しては、自動車やバイクなどの外装カラーリングに使用しているインクと同じものを使用しています。ステッカー用途としてはオーバースペックといえるでしょう。屋外耐候性7〜10年というのは、はったりではありません。さらに、高耐候性インクを保護するために、超耐候PETフィルムを使用しています。下記に各メーカーのスペック表を掲載しますのでご覧ください。
高耐候性フルカラー製品は、ソルベントインクという、溶剤系インクジェットマシンを使用して製作します。日本における主な溶剤系インクジェットマシンメーカーは5〜6社ありますが、インクの性能自体に大差はありません。そのため耐候性については大きな差はありませんが、仕上がりについては、オペレーターの操作により異なります。特に大量生産重視の場合は、高速出力に徹するため、見栄えは落ちます。仕上がり重視で出力すると、時間が異常にかかるために、コスパが著しく低下します。このさじ加減が、各会社間の製品差となります。当店では、主に夜間の無人運転をすることにより、時間よりも仕上がり重視で作業しています。使用している資材は、上記のシルクスクリーンプリント製品と同じですが、保護フィルムはさらに高耐候性の製品を使用しています。前述のように、シルクに比べてインクジェットのインク膜厚が薄いためです。