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ニューカレドニア AQUA
FARINO(ファリノ)とSARRAMEA(サラメア)
ヌーメアから120キロほど北に行くとファリノという小さな町があります。この町では毎月第一土曜と日曜に市庁舎の周りでささやかな市が開かれます。 | |
その中でも9月に開かれる市ではいつもはない珍しい催しが開かれることで有名です。その催しとは、「虫食い競争」。このあたりは以前からと言うよりも今でもイモムシを食べる人たちがいて、それを競争にしてしまったのです。 ここで食べられるイモムシは、以前BBSでも話が出たニューカレドニアガラスが道具を使って食べるイモムシと同じ、カミキリムシの幼虫です。 ヌーメアから行くには、LA FOAの町を通り過ぎ少し走って、カナラ、サラメア、ファリノ方面へ右折する道を右折。右折したらけっこうすぐにファリノへ左折する看板が出てきて、その後は上記のような看板をたどって細い道をくねくねと行くと、見晴らしのいい場所で市庁舎、朝市方向とそのほかに分かれています。 |
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結局半分くらいの店が既に店じまいを始めていて、勿論虫食い競争も終わった後。 |
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ニューカレドニアはコーヒーの生産が可能だとされるコーヒーベルト地帯に位置しているため、コーヒーの生産を行っています。その中でもファリノとサラメアは昼と夜の温度差が激しいため、昔からコーヒー農園があり、コーヒーの生産が盛んに行われています。 サラメアにある「DOMAINE IDA-MARC」というコーヒー農園で見学をすることが出来たので、農園の写真を撮ってきました。ニューカレドニアではちょうど5月から8月までがコーヒーの収穫の時期になります。 |
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ちょうど洗ったばかりのコーヒー豆。この工場ではウォッシュト方式で精製されるため、まず手積みした豆を洗いながら果肉除去機にかけ、外皮と果肉を取り去り、パーチメントに分離します。その後水に浸して、浮いてきた悪い豆を取り除きます。右のざるに入っているのが浮いてきた悪い豆だそうです。
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これは前日に皮を剥いた豆。数日間天日乾燥させ、脱穀機でパーチメントとシルバースキンを除去し選別して、豆の水分量が12〜10%まで落ちると「生豆」になります。
この農園では2種類のアラビカ豆の生産を行っています。左下の写真の豆は俗にアマレロ(Bourbon jaune)と言われる熟すと黄色くなる豆。写真の右下は、Le Royと言う種類のアラビカ豆です。 ここでは14ヘクタールの土地にコーヒーは勿論のこと、バナナやマンダリン、グァバなどの果樹も生えていていました。 |
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ファリノから更に内陸に10キロほど進むと、サラメアの街に入ります。サラメアには「Petit Couli」(プティ・クーリ)と呼ばれる絵はがきなどにも良く登場するカーズがあります。プティ・クーリに対して、「Grand Couli」(グラン・クーリ)と言うのもあるようなのですが、今回はそこまで行かなかったので、次回にお預けです。
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